Indeed基礎用語
インディード/ Indeed
Indeedは、求人情報専門の検索エンジン(GoogleやYahoo!と同様のシステム)。
各社の求人サイト、新聞などのメディア、各種団体、企業の採用ウェブページなど、数千のwebサイトを巡回して求人情報を収集・掲載している。
掲載方法には無料の「直接投稿(管理画面からの直接掲載)」と、「有料掲載(有料オプション利用)」がある。
あらかじめ予算をチャージして、求人案件が閲覧(クリック)されるごとにお金が引かれていく、クリック課金方式。


Indeed無料掲載
Indeedに求人情報を掲載する際の手法のひとつ。
文字通り、無料で求人掲載ができる。掲載のためにはアカウントを作成することが必要。
求人票(求人原稿、募集要項とも)はアカウントの管理画面内でカンタンに作成できる。
最初は無料掲載で様子を見て、のちのち有料掲載(有料オプション)に切り替えることも可能。



Indeed有料掲載(有料オプション)
Indeedに求人情報を掲載する際の手法のひとつ。
Indeedでは、まず求人票(求人原稿)を作成したあとに、管理画面から「有料掲載」に切り替えることができる。あらかじめ予算をチャージして、求人案件が閲覧(クリック)されるごとにお金が引かれていく、クリック課金方式。つまり、クリック(閲覧)がされなければ、お金が減ることはない。
求人案件の露出度を上げ、より多くの求職者に閲覧をしてもらうためには、日額予算とクリック単価(※手動調整の場合)の設定が重要。
自動運用の場合は、1日平均予算を入力すればシステムがその金額を使うように自動で単価調整を行う。
手動調整の場合は、クリック単価など全ての指標を自分で設定することが可能になる。慣れないうちは「自動運用」の設定がオススメ。
求人の出稿・停止は自由自在のため、繁忙期だけ予算を上げて露出を増やしたり、充足している案件は掲載を停止したりできるのもポイント。



Indeed代理店
Indeed広告の運用・提案を一貫して執り行う、公式に認められた代理店。
auやソフトバンクなどの携帯ショップと同様、どこの代理店で購入(申込み)をしてもIndeedの基本的な仕組みや、料金は変わらない。
ただし、代理店に運用代行を依頼する場合は「運用費」が別途必要になる。
代理店によって得意な業界や提案は様々で、代理店を選ぶ際は、運用実績や得意分野を見極めて慎重に依頼するのがよい。また、運用費の範囲で「やってくれること」も様々のため、レポート出しから運用提案、改善提案まで一気通貫で行なってくれる代理店が最も良い。

Indeed運用で使われる、インターネット用語
クローラー / クローリング
Indeedは、企業の採用ウェブページなど、数千のwebサイトを巡回して求人情報を収集・掲載している。
そのための「情報収集システム」が「クローラー」と呼ばれるもの。クローラーはインターネット上のシステムの一部のため、目に見えるものではない。世界中のwebサイトを自動的に巡回して、新しい求人案件があれば持って帰ってIndeedに掲載している。その「巡回行動」のことをクローリングと呼ぶ。
各求人媒体にバラバラに載っている求人をインディードという1か所に全てを集めることで、求職者が求人媒体を 「はしご」 する必要がなくなる!というメリットが生まれる。
通常の求人媒体では、基本的に「うちの求人を掲載したい!」と申し込まない限り求人が勝手に掲載されることはないが、Indeedの場合は特に求人掲載を申し込まなくても掲載がなされることがある。
したがって、過去に掲載していた求人(まだ非公開にしていないもの)なども、インディード上に吸い上げて掲載してしまうこともある。
ちなみに、Indeedに求人情報を勝手に掲載されていたとしても無料掲載と同様の扱いになるため、掲載費用は一切発生しない。

求人票 / 求人原稿 / 募集要項 / 採用情報
Indeedに掲載される求人内容のこと。
媒体や企業によって呼び方が変わるため、混乱しやすい。
求人票、求人原稿、募集要項、採用情報は全てIndeedに掲載される情報として同じ意味を持つ言葉。
【職種】【勤務地】【時給】【仕事内容】など、項目別に記載するのが一般的。Indeedではこのように項目ごとにしっかり記載がされていないと、うまく求人掲載されないので注意。
Indeedで仕事を検索する求職者が、例えば「完全週休2日 コールセンター」で検索した場合、求人票内のテキスト(文章)に「完全週休2日」と「コールセンター」が含まれていなければ表示されない。
つまり、Indeedで採用成功させるためには、まず求職者の検索にヒットさせることが大前提であり、そのためには求人票内のキーワードをたくさん盛り込むことが何より重要である。
代理店は、企業の欲しい人材や仕事内容を考慮し、「どんなキーワードを盛り込めば、より多くの見込み求職者に閲覧してもらえるだろうか?」を常に考えて原稿制作・運用をしている。
そのため、業種別やターゲット人材別のノウハウが豊富で、自社で自力運用するよりも効果が速攻で出やすい。


職種名
Indeedに求人情報を掲載する際、最も重要になる項目のひとつ。
職種名に入力した情報が、Indeedで仕事を検索した際に出てくる一覧の「タイトル」となる。
Indeedでは、効果的な職種名の書き方として、下記のようなルールがある。
【効果的な職種名】
・職種名は明確で具体的であると効果的。
・業務内容を記載する。特定の業界の経験がある候補者をお探しの場合は、業界を明確に記載することでより適格な候補者を見つけることができる。
【職種名に避けるべき内容】
・文章のような職種名
・感嘆符(!)
・社内の用語、求人番号、略語等は求職者にとって分かり辛く、検索されない可能性が高い。
これを守らないと、Indeedに案件が掲載されなかったり、求職者に閲覧をしてもらえる確率が下がる。
特にタウンワークやフロムエーナビなど、自由に記号やキャッチコピーを盛り込める媒体から求人原稿をコピーペーストで流用する場合は注意。


採用サイト / 自社採用ホームページ
企業が独自に作成した、企業ホームページ内の採用情報や、独立した採用サイトのこと。
Indeedでは、これらの作成済みの採用サイトや採用ページをIndeedに掲載させることもできる。
メリットとして、
- 新しく求人票(求人原稿)を作成・登録する必要がない
- 完成済みの採用サイトがあれば、Indeedからのアクセスを獲得できる
- 画像やインタビューなどのコンテンツを盛り込んだ採用サイトを見てもらえば、文字情報だけの直接投稿原稿より、求職者の興味関心を引くことができる。オウンドメディアリクルーティングなどに代表される、「採用サイトからの応募獲得」を目指す際は必須。
ということが挙げられる。
採用サイトの掲載のためには「クローリング」が必要になる。
クローリング型掲載では、Indeedの掲載基準を満たした自社採用サイトが必要。
以下がIndeedにおける掲載基準。
- 1職種×1勤務地×1URLであること
- 業務・仕事内容の詳細を明記すること
- 各求人ページに応募方法が明記されていること
- 求人情報がHTML形式であること(PDFやWordドキュメントはNG)
- スマホ最適化がなされていること
条件を満たしていることが確認できれば、アカウント管理画面からクローリング申請を送ることができる。
その後、Indeed社による審査に合格すれば掲載が開始される。


キーワード
求職者が求人を検索するときに打ち込む言葉のこと。
職種名、勤務地、労働条件、求職者の属性(学生、未経験etc)などが多い。
原稿内にキーワードが含まれる求人が検索結果に表示されるため、ターゲットが検索しそうなキーワードを原稿に盛り込むことが大切。

オウンドメディアリクルーティング
「Owned→自社の」 「Media→メディア(媒体)」 「Recruiting→採用」
つまり、自社採用サイトを求人メディアとして活用する採用手法のこと。
従来型の、求人メディアに出稿した後は求職者からの応募を待つだけの採用と違い、自社サイトを使い、企業が自ら「自社らしさ」「働くメリット」を発信することで求職者を積極的に集客し、採用まで行う。

オーガニック検索
自然検索ともいう。
Indeed管理画面で使われる、システム用語
クリック単価
Indeedで有料掲載を行う際に、設定できる項目のひとつ。
Indeedで採用されているのは、「クリック課金」と呼ばれる課金方式である。
その名の通り、「求人が閲覧(クリック)された時だけ、お金がかかる」という仕組み。
業種や時期、予算などによっても変わるが、弊社の運用実績でいうと
パート・アルバイト:30円~
の下限でスタートすることが多い。
また、1クリックにかかる費用(クリック単価)は、自由に設定可能。
平均クリック単価は、募集したい業界によって変動する。
例えば労働人口が2番目に多い小売業界、その中でも菓子販売スタッフのIndeed成功事例データを見ると、クリック単価は86円であり、人気の業界は若干クリック単価が高くなることが分かる。
クリック単価を上げれば求人の露出度は増加するが、そのぶん、無駄なクリックが増加してしまい、有料掲載の費用対効果が悪化する恐れもある。
・採用難易度が高く、想定よりも応募が発生しない場合
・応募者の数を増やしたい場合
・採用スピードを上げたい場合
・早い時間帯で1日の上限に達する場合
・採用スピードを落としたい場合
このようなポイントに当てはまるようであればクリック単価の調整をオススメします。



表示回数
Indeed上で求人が表示された回数のこと。
この時点ではまだクリック(案件詳細の閲覧)は発生していない。(なお、Indeedはクリックされて初めてお金がかかるので、表示されただけだとお金はかからない)
indeedで求職者が検索を行い、その検索キーワードに求人がヒットし、検索結果一覧に上ってきた回数とも言い換えられる。 Indeed求人ではより具体的な情報記載を意識すると、ヒット可能な関連キーワードも多くなる。
また、職種名・仕事内容が明確であればあるほど、採用したいターゲット求職者に求人を表示させることができる。
つまり、募集条件も正確に伝わりやすく、求人を無視されるのも回避できるようになり、応募者と採用側のミスマッチが減るというメリットもある。
自社の求人が「表示されない」「クリックされない」とお悩みの方は、一度求人原稿のキーワードを見直してみる必要がある。


キャンペーン
Indeedで掲載したい案件が複数ある場合、それぞれにクリック単価を設定するだけでなく、全求人を1つのグループにまとめて、そのグループに対してクリック単価・予算を設定することができる。
ここで言う、複数の求人を1つのグループにまとめた1単位が「キャンペーン」である。
低単価でも閲覧が伸びやすい「事務職」のみをまとめたキャンペーンを作ったり、採用難エリアの求人は別キャンペーンに分けたりすることで予算管理がやりやすくなる利点がある。
また、キャンペーン内に含まれる原稿が多いほど、キャンペーンに含まれるキーワード数が増加するため、求人がより上位表示されやすくなる効果もある。