【SEO対策】インディードの検索の仕組みって?【コツはキーワード】

こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社のIndeed運営チーム・太田と申します。
普段は求人広告専門のライターとして、インディードの応募効果を最大化する求人原稿づくりに励んでいます。
今回のテーマは「IndeedにおけるSEO(検索エンジン最適化)」について。

求職者
採用担当者

インディードで求人出してるけど、びっくりするほど表示されない!

とガッカリなさっている方へ、表示回数UPのコツをお教えします。
あ、とはいえ今回の記事、ちょっと長いです。
とっても忙しい人はすっ飛ばしてのみお読みいただいて構いません!

1.求人特化型検索エンジンIndeedとgoogleの違い

Indeedもgoogleも同じ「検索エンジン」

「仕事探しはインディード~♪」でおなじみのIndeed。
みなさんも、「タウンワークやバイトルやDODAと同じ、求人サイト(ナビサイト)でしょ?」とお思いかもしれません。
しかし!その認識は大きく異なります!


Indeedは、求人に特化した「検索エンジン」。
つまり、googleやyahoo!と同様、インターネット上に存在する情報をクローリング(巡回)し、ユーザーが検索したワードに対して、独自の検索ロジック(アルゴリズム)で最適な回答を提供するシステムなのです。
中でもIndeedは、そんな検索エンジンの「求人情報特化版」というわけです。

インディードの仕組みざっくりとしたまとめ

googleにあってIndeedにないもの

Ineedとgoogleがなんとなく同じ仕組みであることはお分かりいただけたでしょうか。
では逆に、もっとも違う部分とは何か。

それは、Indeedの場合検索アルゴリズムが100%非公開ということです。
つまり、「なにが検索順位(回数)を決定するのか」がほとんど全く分かりません。
そう、Indeedはgoogleよりさらに徹底した秘密主義なのです。

秘密主義のインディードに困惑する人
どなたかご存知ならばむしろこちらが教えてほしい

2.IndeedのSEO対策はともあれ「キーワード」!

では検索回数を増やしたくても、まったく手の打ちようがないのでしょうか。
実は、そういうわけでもありません。ある程度明らかになっている「コツ」があります。
大原則はやはりgoogle同様、「検索キーワード」にあります。
つまり、表示回数に大きく影響しており、かつ書き手側が改善できるのは、

  • ターゲットが検索しそうなキーワードを
  • できるだけたくさん盛り込むこと

この2点を意識すること。

ターゲットが検索しそうなワード ①職種類語

SEOに配慮したブログやコンテンツを作成するのであれば、サジェスト機能やキーワードプランナー、「related-keywords」をまずは使いますよね。
これはIndeedでもある程度は有効かもしれません。
ただしあくまでIndeedは求人特化型。
例えばrelated keywordsで調べてみても、どうしても欲しい情報以外の情報が多くなってしまいます。

介護に関連するワード調査結果
求人原稿に使えそうなのは黄色マーカー部分くらい…

私たちインディード専門ライターも、ここは毎回頭を悩ませるところ。
ユーザーの検索意図を想像しながらキーワード候補を出していきます。

リクパーでの介護に関連するワード

たとえば「介護求人」だけでもこんな感じ。(本当はもっとある)

ここで注目して頂きたいのは、上記関連ワードの中に「事務」が入っていること。
つまり、「”事務”という検索ワードで検索してきたユーザーが、介護職をクリックする(=ターゲットである)可能性がある」ということを想像すること。
これが実は、地味ではありますが検索回数を左右するポイントなんです。

ターゲットが検索しそうなワード ②メリット

ここで、もう少し込み入った想像をしてみてください。
「介護職に応募してくれそうな人」ってどんな人だと思いますか?

おじいちゃんではなく、左側の女性のことですよ!

雇用形態や募集時間帯によっても異なりますが、たとえば上のイラストのような女性がターゲットの場合をなんとなく想像してください。
原稿の中に、「彼女(ターゲット)が重視しそうなメリット」も表現を変えながら盛り込んでいくのです。

 

求人内の求職者がメリットに感じるワード
たとえば30代~40代の主婦さんなら…

これらのワードは、職種に紐づくキーワードではありません。
あくまで「ターゲットがメリットに感じる言葉」です。
必ずしも職種で検索をしているわけではないターゲットへ向けて、こういった言葉も網羅する必要があるのです。

ターゲットが検索しそうなワード ③ターゲット

「ターゲットが検索しそうなワード=ターゲットって…なんじゃそりゃ!」
そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、Indeedでは実際に、ターゲットの属性を表すようなキーワードで検索してくるユーザーが必ず一定層います。
たとえば、

    • シニア
    • 中高年
    • 主婦
    • 50代

など。
この傾向は特に、ミドル・シニア世代の方に多いようです。少なからず、年齢が上であることへの不安や抵抗感があるのかもしれません。
こうした検索ワードに対応するとともに、「中高年・シニアの方活躍中!」といった言葉で不安を払しょくすることができるとより良いかと思います。


先ほどもお伝えしましたが、求職者は自分に合う仕事の職種名を必ずしも熟知し、検索しているわけではありません。極端に言えば、「高齢者 簡単 バイト 福岡市」で検索していることだってありうるわけです。
そうした「働くことに関わる多様な検索キーワード」をできるだけ盛り込んだ求人原稿を書くことにより、検索にヒットする回数を上げることが可能となるのです。

3.キーワードを意識することで起こるイイこと

  • ターゲットが検索しそうなキーワードを
  • できるだけたくさん盛り込むこと

これによって起こるイイことはこんな感じです。

ユーザーの幅広い検索キーワードに引っかかる

表示される回数が増加

表示回数がUPすればその分、応募を検討する求職者が増える

応募の総数がUP!

……もちろんこんなにトントン拍子にいくわけではありません(笑)。
しかし、論理としてはこのとおりです。

google同様「検索エンジン」であるIndeedにおいては、何はともあれ多くの求職者の目に触れることがなければそもそも検討する選択肢にすら入れてもらえません。
ターゲットが検索しそうなキーワードをできるだけたくさん盛り込むことは、Indeedで応募につなげるためのスタートラインであるとも言えます。

4.キーワードの見つけ方【すぐできる方法は2つ】

とはいえ、職種関連知識もないのにキーワードを探すのはひと苦労かと思います。
最後に、すぐに改善に取り掛かれる方法を2つだけお教えします。

①自分が募集したい職種をIndeedで検索→ワードをパクる

一番上から5件くらいまで確認し、書かれてあるキーワードを真似(参考に)してみてください。
※文章を完全にパクるのはNGです!あくまで「キーワード」のみ拝借してくださいね。

②Indeed求人原稿のプロ=代理店に頼む

Indeed正規代理店の多くは、Indeedが提供する「労働市場分析」というサービスを利用しています。インディードへの有料掲載の金額が一定以上の場合利用できるオプションのようなものです。
このサービスによって、募集したい職種×都道府県で、「クリック割合の多い検索キーワード」や「見込み求職者数」が簡単に分かります。
あくまで検索ワードは上位10位までしか出てきませんが、「ぜったい外してはならないマストワード」が分かるのです。

リクパーインディード福岡×介護の検索上位キーワード
介護×福岡県の労働市場分析(2019年6月)

Indeed代理店の多くは、この「労働市場分析」をもとに原稿を作っています。
さらに弊社リクルーティング・パートナーズ株式会社では、

  • Indeed内サジェストの分析
  • googleキーワードプランナーからの分析
  • 常時約200アカウントの運用・効果改善を通じて得たノウハウ
  • 市況感、エリア特性

なども加味しながら原稿を執筆。
クライアント様の代わりに求めるターゲットを想定し、関連キーワードを深堀り。その上で「クライアント様にしかないターゲットへの訴求ポイント」を言語化していくことを得意としています。


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