こんにちは!リクルーティング・パートナーズ(株)マーケターのやのです。
データを調べるのが得意です。材料は持ってくるから、おいしいレシピはみんなで考えようぜ!を基本スタンスとして、何かに役立ちそうなデータをつまみ食いして提供して参ります。
ぜひブログのブックマークをお願いします。さて、この頃、求人業界で猛威を振るうindeedさん。
積極的にTVCMを打ち、世間の認知度もどんどん高まりつつあります。
今日は、Indeedサイトにオーガニック(GoogleとかYahoo!とか)経由で流入してくるユーザーの検索ワードと実際のアクセス割合を調べました。 Indeedにアクセスするユーザーは果たしてどんなワードで調べているのか。
こんな感じになりました。
左が月間検索数ベースのソートで、右がアクセス率(検索数対流入数)ベースです。
検索1位は「インディード」。 カタカナ流入という部分がポイントかと。なぜなら、CMで耳にした「インディード」という言葉をそのまま検索しているっぽい。 上位30までに正規表現の英語Indeedがないことを鑑みるに、CM経由で認知したユーザー層がアクセスの多くを占めていると考えられます。
アクセス2位が「タウンワーク」。
なぜタウンワークで検索してIndeedに流入するユーザーがこんなに多いのかというと、タウンワークの案件もIndeedに掲載されているから。
ちなみに「タウンワーク」で検索した際に、オーガニック1位に出てくるのは勿論タウンワーク公式サイトです。 2位がIndeedになっています。
ちなみに、タウンワーク公式の「タウンワーク」の月間推定流入数は「167,200」、Indeedの「タウンワーク」流入数は「89,100」。 ぎりぎり1位の座は死守しているとは言え、Indeedに約半分のユーザーを持って行かれているのはタウンワークにとって痛手でしょう。
(その分、Indeed経由でタウンワーク案件に流入しているユーザーでペイ出来ていると考えればプラマイゼロのややマイナス、でしょうか。)
アクセス3位と4位はMSNとハローワーク。 MSNについては、なぜ4万もアクセスが発生しているのか正直わかりません。
MSN側のアクセスワードを調べましたが、Indeed内のMSN採用情報からの被リンクがある程度で、4万ものオーガニックアクセスが存在しませんでした。
うーん、なんなんだろう。不思議です。 MSNのIndeedTVCMの記事リンク (余談)一応、MSNニュース内でIndeedのTVCMについて言及した記事がありましたが、たぶん関係ない。
4位のハローワークについてはタウンワークと同じ仕組みです。
ハローワークの案件もIndeedに紐づけられているため、ハローワークで検索したユーザーがIndeedに流入し、ハローワークの案件を閲覧してハローワークに流入する(長い)という仕組みになっています。
Indeedに流入したという自覚のないうちに、各求人検索サイトの案件を一括比較検討しているユーザーも多いと考えられます。
IndeedのSEOの強さは、各媒体のビッグワード(タウンワークならタウンワーク)に全対応しているというところが挙げられます。
つまり、企業様は、タウンワークに掲載してもハローワークに掲載しても、Indeed経由でアクセス・応募があることを留意しなければなりません。
それがどういうことかと申しますと、タウンワーク、ハローワークといったガラパゴス的な検索サイト「のみ」に対応した求人票表記をしていると勿体無い。ということです。
このことについては、いずれ改めて記事を書きたいと思います。 次に右側の表の「アクセス率ベース」のデータの解説です。
ご覧いただけるとわかりますが、アクセス率はMAXで30%です。
つまり、どんなキーワードでも、せいぜい1/3弱程度のユーザーしか流入していないということです。
たとえそれが完全一致の「インディード」であっても3割です。
(では残りの7割はどこに行っているのか・・・というと、タウンワークやハローワークに流れています(笑))
アクセス率ベースで見た際、検索数に対して3割の流入を獲得しているキーワードは 「ライター募集」、「仕事さがす」「主婦パート」「トラック運転手」などです。
主婦パート、内職自宅など個々人のニーズがはっきりわかるワードもあれば、 特定の仕事や資格を生かして働きたいというワードもあります。 企業様のIndeed求人票においては、これらのワードのように個々人のニーズに対応したメリットの訴求を行うことをお勧めします。
それにより、求人票の質をUPさせ、アクセス数の増加に繋げられるかと存じます。
おわりに
今日の記事でひとつだけ覚えて帰っていただきたいのは、
Indeedにアクセスするユーザーは、「Indeedにアクセスすること」を求めているわけではない。
ということです。 ユーザーの目的は希望の仕事を探すことです。
だから「タウンワーク」で検索してIndeedにアクセスしたりもすれば、「Indeed」で検索してハローワークに流れたりもします。
彼らにとって、アクセス手段や方法は重要ではなく、無意識に行う単なる検索行動にすぎません。 企業様にとって大切なのは、「Indeedで効果を出したい!」と思うのではなく、「この仕事を探している人に確実に案件を届けたい!」という考えなのです。
リクルーティング・パートナーズ株式会社はインディードの掲載から掲載後のフォローまで、すべてお任せ頂けます。
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