Indeedのオーガニックアクセス数とアクセス割合を調べたら、Indeed以外のアレが強かった。(2019年8月版)

データ
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こんにちは!リクルーティング・パートナーズ(株)マーケターのやのです。

データを調べるのが得意です。材料は持ってくるから、おいしいレシピはみんなで考えようぜ!を基本スタンスとして、何かに役立ちそうなデータをつまみ食いして提供して参ります。

ぜひブログのブックマークをお願いします。さて、この頃、求人業界で猛威を振るうindeedさん。
積極的にTVCMを打ち、世間の認知度もどんどん高まりつつあります。

ここでひとつ。
「Indeedで効果を出したい!」と思うのではない。
Indeed求人で企業様が大切にして欲しいこの考え方。なぜそうなのか?今回のテーマである検索ワードと実際のアクセス数をもとにお話します。

今日は、Indeedサイトにオーガニック(GoogleとかYahoo!とか)経由で流入してくるユーザーの検索ワードと実際のアクセス割合を調べました。 Indeedにアクセスするユーザーは果たしてどんなワードで調べているのか。

こんな感じになりました。

インディードの月間アクセス数ベースとアクセス率ベース

左が月間検索数ベースのソートで、右がアクセス率(検索数対流入数)ベースです。

検索1位は「インディード」。 カタカナ流入という部分がポイントかと。なぜなら、CMで耳にした「インディード」という言葉をそのまま検索しているっぽい。 上位30までに正規表現の英語Indeedがないことを鑑みるに、CM経由で認知したユーザー層がアクセスの多くを占めていると考えられます。

アクセス2位が「タウンワーク」。

なぜタウンワークで検索してIndeedに流入するユーザーがこんなに多いのかというと、タウンワークの案件もIndeedに掲載されているから。

ちなみに「タウンワーク」で検索した際に、オーガニック1位に出てくるのは勿論タウンワーク公式サイトです。 2位がIndeedになっています。

ちなみに、タウンワーク公式の「タウンワーク」の月間推定流入数は「167,200」、Indeedの「タウンワーク」流入数は「89,100」。 ぎりぎり1位の座は死守しているとは言え、Indeedに約半分のユーザーを持って行かれているのはタウンワークにとって痛手でしょう。

(その分、Indeed経由でタウンワーク案件に流入しているユーザーでペイ出来ていると考えればプラマイゼロのややマイナス、でしょうか。)

アクセス3位と4位はMSNとハローワーク。 MSNについては、なぜ4万もアクセスが発生しているのか正直わかりません。

MSN側のアクセスワードを調べましたが、Indeed内のMSN採用情報からの被リンクがある程度で、4万ものオーガニックアクセスが存在しませんでした。

うーん、なんなんだろう。不思議です。 MSNのIndeedTVCMの記事リンク (余談)一応、MSNニュース内でIndeedのTVCMについて言及した記事がありましたが、たぶん関係ない。

4位のハローワークについてはタウンワークと同じ仕組みです。

ハローワークの案件もIndeedに紐づけられているため、ハローワークで検索したユーザーがIndeedに流入し、ハローワークの案件を閲覧してハローワークに流入する(長い)という仕組みになっています。

Indeedに流入したという自覚のないうちに、各求人検索サイトの案件を一括比較検討しているユーザーも多いと考えられます。

IndeedのSEOの強さは、各媒体のビッグワード(タウンワークならタウンワーク)に全対応しているというところが挙げられます。

つまり、企業様は、タウンワークに掲載してもハローワークに掲載しても、Indeed経由でアクセス・応募があることを留意しなければなりません。

それがどういうことかと申しますと、タウンワーク、ハローワークといったガラパゴス的な検索サイト「のみ」に対応した求人票表記をしていると勿体無い。ということです。

このことについては、いずれ改めて記事を書きたいと思います。 インディードのアクセス率ベース一覧表 次に右側の表の「アクセス率ベース」のデータの解説です。

ご覧いただけるとわかりますが、アクセス率はMAXで30%です。

つまり、どんなキーワードでも、せいぜい1/3弱程度のユーザーしか流入していないということです。

たとえそれが完全一致の「インディード」であっても3割です。

(では残りの7割はどこに行っているのか・・・というと、タウンワークやハローワークに流れています(笑))

アクセス率ベースで見た際、検索数に対して3割の流入を獲得しているキーワードは 「ライター募集」、「仕事さがす」「主婦パート」「トラック運転手」などです。

主婦パート、内職自宅など個々人のニーズがはっきりわかるワードもあれば、 特定の仕事や資格を生かして働きたいというワードもあります。 企業様のIndeed求人票においては、これらのワードのように個々人のニーズに対応したメリットの訴求を行うことをお勧めします。

それにより、求人票の質をUPさせ、アクセス数の増加に繋げられるかと存じます。

おわりに

今日の記事でひとつだけ覚えて帰っていただきたいのは、
Indeedにアクセスするユーザーは、「Indeedにアクセスすること」を求めているわけではない。
ということです。 ユーザーの目的は希望の仕事を探すことです。
だから「タウンワーク」で検索してIndeedにアクセスしたりもすれば、「Indeed」で検索してハローワークに流れたりもします。

彼らにとって、アクセス手段や方法は重要ではなく、無意識に行う単なる検索行動にすぎません。 企業様にとって大切なのは、「Indeedで効果を出したい!」と思うのではなく、「この仕事を探している人に確実に案件を届けたい!」という考えなのです。

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