大手メディア?自作チラシ?4要素で選ぶ求人媒体の選び方

採用マーケティング
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こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社の牟田口です。

以前、父親の誕生祝いとして普段は行かないような高級レストランに行ったのですが、そのお店のメニューが少し変わっていたんです。
メニューは「全てお任せ」の1コースのみ。さらに、注文時に「今日の気分(体調)」「普段の好みの食事」「性別」などを用紙に書いて渡すという面白いシステムでした。

家族で「珍しいね、書いた内容でコース内容が変わるんじゃない?」と会話を弾ませながら料理を待っていると、一人ひとり食材も味付けも違う料理が出てきました
どの料理もそれぞれの気分や好みにぴったり合ったものばかりで驚いてしまいました。

感心しながら、従業員の方に「これだけ色々なメニューを作るのは大変ですよね」とお伝えすると、

学生インターンB
スタッフさん

以前はコースメニューを固定していたのですが、それだとありきたりになっちゃって…。
お客様のご要望を聞いて作るスタイルだとお好みやご気分に合わせられますし、メニューがわからないのもサプライズ感があって面白いのではないか、という発想から今のシステムが生まれたんです。

と嬉しそうに語ってくれました。まさにプロの仕事です!

普通のお店だと、メニューが色々あってどれを選べばいいか自分でもわからなくなってしまいますよね
採用現場でも同じことが起こっているかもしれません(なんでも採用市場に置き換えちゃうところは、私のいつもの癖ですね(笑))。

求人媒体には非常に多くの種類があります。選択肢が多く自由度が高い反面、状況に合わせた媒体選びが難しいですよね。
そこで今回は、媒体の種類と特徴、選び方のポイントをご紹介します。

求人媒体のあれこれ、種類と特徴

世の中には、一体どれくらいの数の求人媒体があるのでしょうか?
弊社で扱ってきたものだけでも、約230の媒体があります。

地方でしか流通していない物も含めると、さらに数は増えるでしょう。
有名どころとしては、「タウンワーク」「バイトル」「マイナビ」などが挙げられます。
ほかにも、新聞折込チラシやポスティングされるローカル紙なども媒体の一種です。

求人メディアは飽和状態。多くの採用担当者様が頭を抱えてしまうのも無理はありません。

紙媒体

言わずと知れた歴史の長い媒体。駅に置いてある「タウンワーク」などが代表的です。

〈特徴〉
・基本的に読者は無料。
・雑誌形式で、あらゆる企業の情報を一覧で見ることができる
・WEBよりも「偶然の出会い」を誘発しやすく、不特定多数の求職者に情報を届けられる
検索である程度求人が絞られるWEBと違い、紙媒体ではパラパラとめくっているときに偶然求人を見てもらえる、ということが起こりえます。

WEB媒体

現在の主流となっている媒体です。紙よりも手軽に情報が得られるのが最大の利点で、若年層を中心に非常に多くのユーザーを抱えています。

〈特徴〉
・ある程度条件や勤務地を絞って検索できる仕組みのものが多い。そのため、不特定多数というよりはある程度狭域のターゲットに向けて情報を届けることが可能。
・求人検索から応募までWEBで完結できるものも多い。

チラシ

新聞の折り込みチラシなどが該当します。広範囲の求職者にばら撒くのではなく、特定のエリアに絞ってターゲットに訴求する方法です。

〈特徴〉
・他社の情報も載っている媒体と違い、自社の情報だけを載せられる(=比較される競合が少ない)。そのため、ターゲットに情報が届きさえすれば、高い応募率が期待できる
・仕事を探している人に届くかどうかが問題。

貼り紙

最もシンプルかつ低コスト(無料/印刷代のみ)な手法。個人経営の喫茶店に貼ってある求人広告など。

〈特徴〉
・近隣の人や企業(店舗)のファンがメインターゲットとなる。
・既に勤務地先の企業(店舗)を知った上で応募してくる可能性が高い。そのため、応募者の採用決定率は非常に高い

「採用できる」媒体選びが大事!

さて、上記のとおり求人媒体にはさまざまな種類がありますが、皆様はどういった基準で媒体を選定されているでしょうか。

弊社では、「一番有名だから」「昔からお世話になっているから」「担当者がよくやってくれているから」「料金が安いから」などのお声をよく聞きます。

しかし、このような選び方では、かえって非効率的な媒体選びをしてしまう可能性があります。

今後は「一番採用できる」媒体選びをしませんか?

媒体を選ぶ時のポイントとコツ

では、実際に求人を出す際、どの媒体を使えばいいのでしょうか?

結論から言うと、答えはありません

しかし、求人媒体選びには、以下の要素が非常に重要です。

・採用ターゲット(背景、条件)
・採用エリア
・採用緊急度

各項目の組み合わせと状況によって、同じ職種であっても使うべき媒体は変わってきます。

採用ターゲット

求人広告ではターゲット選びが最重要といっても過言ではありません。
長期間働いてくれる若手がほしいのか、即戦力となるスキルを持った人材がほしいのかなど、企業様によってほしいターゲットはさまざまだと思います。
ターゲット選びの際は、採用背景と採用条件の確認が重要です。

ターゲット選びのコツはこちら↓

採用ミスマッチを防ぎたいなら。こんな求人票は絶対ダメ!
「せっかく応募してくれたけど、どうにもウチには合わなそうな人ばかり…」そんなミスマッチにお困りの企業様必見!良かれと思って書いたキーワードが、求職者にとっては逆効果!?ターゲットを広げたつもりが、かえって採用0に!?ついやってしまいがちなN

採用背景

「なぜ採用しなければならないのか」がはっきりしないと媒体選びは始まりません。

採用を検討する背景によって、採用したいターゲットが変わってきます。

〈例〉事務員を募集する場合の採用背景とターゲット
・「ベテランの退職で欠員が出る」→スキルを持った人材
・「事業拡大で増員が必要」→なるべく大人数&長時間働ける人材
・「産休の社員が出るから一時的な助っ人が欲しい」→短期雇用の派遣社員

「なんとなく」で採用活動に時間を割かないためにも、採用の目的はしっかり確認しておきましょう。

採用条件

支払う給与や勤務時間などの条件も、採用の背景が違うと変わってくるはず。
求めるスキルや経験に応じて、どれくらいの条件が妥当かを他社と比べて決めましょう。
その条件に合わせて、自社が有利となるような媒体を選びましょう!

〈例〉条件に合わせた求人媒体の選び方
・「平均よりも給与を高くするから、多くの人に来てほしい!」→競合数、ユーザー数ともに多い大手メディア
・「個人経営だから条件は平均以下だけど、地域に密着していて人間関係も良いのが魅力」→その地域の「ファン」に訴求する張り紙やチラシ

採用エリア

エリアによって流通している媒体やよく使われている媒体が変わってきます。全国的に有名な媒体でも、ニッチなエリアでは取り扱っていないことがあるので注意が必要です。

採用緊急度

媒体を選ぶ時に意外と見落としがちなのが緊急度です。採用の期限によってかける金額も選ぶ媒体も変わります。もし、特に期限がないのであれば、費用が掲載期間によらない張り紙やオウンドメディアリクルーティングがおすすめです。

まとめ

求人媒体を選ぶときの一番のコツは、「自分が求職者だったらどういう行動を取るか」見直してみることです。
採用要件に合ったターゲットに近い方が周囲にいる場合は「どうやって仕事を探すか」聞いてみるのも良いかもしれません。
紙の求人誌を手に取るのか、WEBで探すのか。どういう気持ちで就職(転職)するだろうか。など、求職者の行動を推測することが重要です!

そして、何よりも一番確実で早い方法は「プロ」に任せることです。

弊社ではIndeed以外にも多数の求人媒体を取り扱っておりますので、貴社の状況に合った採用手段のご提案が可能です。採用手段にお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。


リクルーティング・パートナーズ株式会社はインディードの掲載から掲載後のフォローまで、すべてお任せ頂けます。
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