こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社のりんたろうです。
今回はいつもと違ったテイストの記事になります。※Indeedのお話は出てきませんので予めご了承ください。
今回は、昨今ワイドショーなどでも取り沙汰されている「パワハラ」「セクハラ」についてです。
被害者の皆様は自分が当事者になっていると気づくには時間がかかったり、気付いてはいるけどどう対処すればいいか分からずついついグレーにしてしまったり、対処を諦めてしまうケースが多いようです。
今回は実際にあった事例を紹介しながら、いざ自分がセクハラ・パワハラ等の当事者になった場合はどうしたらいいのかを考えていきます。
パワハラ・セクハラの定義
問題を考える前に、そもそもパワハラ・セクハラってそれぞれどう定義されているのかについて触れていきます。
厚生労働省の公式サイトでは以下のように定義づけがされています。
パワーハラスメント
パワハラと考えられる言動の例
- 失敗したらお前が全責任を取れ。
- これだから●●世代は…。
- タダじゃすまないからな。
- 辞めろ。
- 殴るぞ。
セクシュアルハラスメント
性的な内容の発言の例
- 性的な事実関係を尋ねること
- 性的な内容の情報(うわさ)を流すこと
- 性的な冗談やからかい
- 食事やデートへの執拗な誘い
- 個人的な性的体験談を話すこと
など
性的な行動の例
- 性的な関係を強要すること
- 必要なく身体に触れること
- わいせつ図画を配布・掲示すること
- 強制わいせつ行為、強姦
など
成長していく過程で、「これはしちゃダメだよ」「人の嫌がることはしてはいけません」と教えられてきた内容をお堅く書かれるとこんなにもわかりにくくなるのかというのが正直な印象です…。
このように定義されているにもかかわらず、加害者側と被害者側の認識には大きなギャップがあるのが現状だと思います。
加害者は「ここまでは大丈夫」、「こんなこと気にしないだろう」と思っていても、
被害者側は「これはパワハラ(セクハラ)だ」、「なんで私だけこんな目に…」と思っているケースですね。
それでは実際にどのような事例があるのか、ご紹介していきたいと思います。
実際にあったパワハラ・セクハラ事例集
実際にあったパワハラ編
神戸市内H小学校激辛カレーパワハラ事件
このケースは皆さんご存知かと思いますが、2019年に連日報道されていた小学教諭4人による同僚に対してのパワハラ(もはやいじめ)事例です。
30代、40代の先輩教諭が20代教諭に対し、無理やり激辛カレーを食べさせたり、目や口に塗ったほか、20代教諭が購入した車の屋根の上にのって踏みつけたりと、文字通りやりたい放題…。
校長は会見でパワハラの認識が甘かったと発言していましたが、逆にこの校長の中ではどこからがパワハラなのかが気になります…。
特別養護老人ホーム泣き寝入り?嫌がらせ&暴言事件
ある特別養護老人ホームの副施設長が嫌がらせや暴言を浴びせられた挙句、不当に諭旨解雇されたというケース。
この副施設長は、施設長や従業員と対立しており、ある会議の際には「あんたが何をやっているのか、皆に教えてやろうか」ということを言われたり、部署移動の際には勝手にメーリングリストから外されていたこともあったそうです。(ひとこと業務連絡をすれば済む話なのに…。)
ただ、今回のケースは施設長らが副施設長に対し、不愉快と感じる言動をしたことは認められたものの、
退職を意図したものではないなどとして、暴言や嫌がらせについて損害賠償請求が認められなかったケースです。
実際にあったセクハラ編
K本県テレビ局社長のセクハラ解任事件
当時66歳男性社長が女性社員に対し、過度なボディータッチなどを行ったとして代表権のない取締役に降格したケース。コミュニケーションの一環のつもりだったのでしょうか…。
被害者側からすると相手は社長…。もしかすると強く言い返せなかったのかもしれませんね。
女性キャリアアドバイザーによる同僚男性へのセクハラ
本件は、大きな事件にはなっていませんが、もしかすると日常に潜んでいるかもしれない一例です。
セクハラは男性から女性に対して行われてしまうものというイメージがやはり強いのですが、本件は、反対に女性から男性に対してのものです。(同性同士でも相手が嫌がっているのであればそれはセクハラとみなされるケースもあるようです)
会社の飲み会で隣に座っていた同僚女性から「最近太った?」とお腹をつまみながら言われたとのこと。ある程度信頼関係が築けていれば、体型をいじられても気にならない方もいらっしゃるかとは思いますが、それ以外は基本的に体型などセンシティブな部分には触れないのが暗黙の了解ですよね…。
さらに今回のケースは相手に触れているということも問題となった大きな要因と考えられます。
セクハラと考えられる言動
- PCのデスクトップに性的な画像を表示し、わざと見せる。
- 嫌がっている相手に対して恋人や配偶者の話を振る。
- 嫌がっている相手の肩をたたいて呼ぶ、ボディタッチ。
- 嫌がっている相手に「男なんだから沢山食べないと」、「今日生理か?」など性別に起因する話をする。
- 執拗な食事などのプライベートな誘い
対処法
パワハラ、セクハラは被害者の方は勿論ですが、関係のない社員や会社そのもののブランディングにも大きく関係してきます。
まずは未然に防ぐ準備が必要です。
これはパワハラ(セクハラ)だということを明文化し、社員の中での共通の認識を図る必要があると考えられます。
実際に当事者(被害者)になってしまった場合は、上長や上司に相談、それでもどうしようもない場合、もしくは相談しづらい事案の場合は弁護士さんや労働基準監督署内の総合労働相談コーナーに相談しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
実際に自分の言動などを思い返した際に、万が一思い当たるふしがあったり、これって実際相手はどう思っているんだろうと不安になった方は、もしかすると気付かないうちに相手に嫌な思いをさせてしまっているかもしれません。
少し意識してコミュニケーションをとるように心がけてみてください。
反対に、自分が普段されているのはパワハラ・セクハラなのかもしれないと感じた方は一刻も早く対処してください。相手は気付いていないケースもあります。言い返せる相手であればはっきり嫌がっていると発言し、上司の方に相談することをお勧めいたします。
せっかく同じ会社で努める仲間同士で嫌な事件や、雰囲気になるのは避けたいですよね。我慢をして現状を隠してしまうのではなく、声を上げて働く環境をより良いものにしていきましょう。
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