こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社 Indeed運用チームの花岡です。
Indeedのキャンペーン作成画面には、以下の選択肢があります。
「クリックバランス」と「バランス調整」。
選択必須の項目なので、どちらかを必ずチェックしなければならないのですが、この2つの違いをあまり知らずに選んでしまっている、なんて方も多いはずです。
そこで今回は、「クリックバランス」と「バランス調整なし」のキャンペーン管理の違いや、おすすめの使い方などを解説していきたいと思います!
「クリックバランス」と「バランス調整なし」の違いについて
まずは、2つの運用方法の違いについてです。
(1)クリックバランス
クリックバランスを選択した場合は、キャンペーン内の全求人案件に対しバランスのとれたクリック数になるように調整されます。
(2)バランス調整なし
バランス調整なしを選択した場合は、キャンペーン全体で、より多くのクリック総数が得られるように調整されます。
具体的な例を挙げて説明していきます。
複数の拠点展開している企業様で、各拠点での営業職の募集をしている例です。勤務地ごとに求人票を掲載し、一つのキャンペーンで運用をしているとします。このようなキャンペーンの場合、「クリックバランス」「バランス調整なし」だとどのような数字になるのか見ていきます。
(1)クリックバランスの場合
AからIまでのすべての求人票に同じくらいのクリックが発生するよう、各原稿の露出具合を調整されます。そのため発生するクリックは下記のように、似通った数字になります。
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勤務地A 61 click
勤務地B 50 click
勤務地C 39 click
勤務地D 36 click
勤務地E 34 click
勤務地F 32 click
勤務地G 32 click
勤務地H 31 click
勤務地I 30 click
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(2)バランス調整なしの場合
キャンペーン全体で最大のクリックを獲得できるように調整されるので、クリックの発生しやすい案件を積極的に露出します。そのためクリック数の発生に下記のようなばらつきが生じます。
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勤務地A 103 click
勤務地B 81 click
勤務地C 39 click
勤務地D 32 click
勤務地E 30 click
勤務地F 21 click
勤務地G 19 click
勤務地H 11 click
勤務地I 10 click
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それぞれの選択肢の注意点
クリックバランスの場合の注意点
各求人票に同等のクリック数が発生するように調整されるため、「手動運用」の場合は、クリック数が極端に集まっている求人票は、他の求人票で同等のクリック数が発生するまで、非掲載になる場合があります。
上記の例で例えると、勤務地Aの求人はクリック数を集めやすいため、逆にクリック数を集めづらい勤務地Iの求人で一定数のクリック数を獲得できるまでの間、非掲載になってしまいます。
バランス調整の場合の注意点
一つの求人票にクリックが集中する可能性があるため、各拠点・各求人票で露出に差がでてしまいます。
上記の例で例えると勤務地Aでは100を超えるクリックを獲得できているのに、勤務地Iでは10クリックしか集められていません。このキャンペーンの平均CPCを100円とすると勤務地Aで10,000円使って、勤務地Iでは1,000円しか予算を使えていません。このようにクリック数・予算の偏りが発生してしまいます。
ケース別!おすすめの運用方法
「クリックバランス」「バランス調整なし」どちらもメリットとデメリットがはっきりとしているので、運用の方針が決まっている場合は選択に迷うことはありません。
ここでは例を挙げながら、目的別におススメの運用方法を紹介していきます!
【CASE.01】とにかく応募数を増やしたい!
派遣会社で複数案件を運用。応募数を増やしたい(派遣登録者数を増やしたい)。応募案件にこだわりがない場合。
こちらのケースはキャンペーン全体でより多くのクリック数を獲得できるよう調整される「バランス調整なし」の選択肢をお勧めします。
応募案件にこだわりがないので、クリックを集められる案件を積極的に露出することで、キャンペーン全体での露出機会を最大化できます。
【CASE.02】予算に偏りがないようにしたい!
複数拠点展開をしている飲食店。1つのキャンペーンで運用するが、予算にあまり偏りがないようにしたい場合。
こちらのケースは予算配分に大きく差が出ないように「クリックバランス」の選択肢をお勧めします。ですが、注意点で述べたように、クリックを集めやすい案件が、調整のために一時的に非掲載になる可能性があるので、この場合は「手動運用」ではなく「自動運用」にすることをおススメします。
【CASE.03】全案件にまんべんなくクリック数を集めたい!
クリック数もなるべく集めたいし、全案件で偏りがないように運用したい!
この場合はまずはキャンペーン分けを行いましょう。クリックを集めやすいキャンペーンと集めにくいキャンペーンに分けて、設定単価を見直します。その上でそれぞれのキャンペーンを「バランス調整なし」で運用しましょう。
まとめ
今回はキャンペーンパフォーマンスの管理から「クリックバランス」と「バランス調整なし」の選択肢について解説しました。
どのように運用していきたいか、目指す指標によって選択肢は変わってきます。また、運用する案件数やエリアの違いなどでも変わってきますので、日頃の数字を見ながらどんな風に改善していきたいか目標を定めて、選択をしてみてください。
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