こんにちは。リクルーティング・パートナーズのおおたです。
今世界中で脅威となっている新型肺炎ウイルスの影響が、採用活動にまで波紋を広げています。
2月20日、「リクナビ」を運営するリクルートキャリアが3月末までの合同企業説明会を中止すると発表したのは皆さまご存知のことと存じます。

過剰な反応は慎みたいと肝に銘じつつも、
採用活動にも否応なく大きな影響が出てきています。
人事・採用ご担当者様も恐らく、対応を急がれていることかと存じます。
面接、どうする?今年の採用活動は大荒れの予感
今回対応を迫られているのは、もちろん合説への参加のみにとどまりません。
単独の企業説明会、面接、学内説明会といった、学生と直接接点をとることが出来るチャンスが限りなく減っているという事態ですよね…
中途採用に関しても、通常通り面接にお越し頂くわけにはいかなくなってきました。
これは採用ご担当者様にとってはかなりイタイ。
しかし、こういう時こそ冷静に、無駄なく動きたいですね。
ということで、今日はオンライン面接で今日から使えるWEBサービスをお教えします!
今回は「無料で使えるweb面接サービス10選」とか言ってる場合ではなさそうなので、ガチで私(採用担当)が使っているサービスにのみ絞って紹介します。
・会社でweb会議サービスを導入していない方
・web面接をやったことがない・アカウントを持っていない方
・とにかく面接、どーしよ?!と焦っている方
とりあえずweb面接はこれを使えばOKです。
-Whereby(ウェアバイ)
-Zoom(ズーム)
-オンライン説明会も視野に入れましょう
web面接サービス、4人までならWhereby一択
結論から申し上げます。
オンライン面談やweb面接を希望している方に対しては、正直、もうWhereby(ウェアバイ)一択です!

昔はAppear.in(アピアイン)というサービス名だったのですが、昨年名前がウェアバイに変わりました。
Wherebyのポイントは下記。
・毎回web会議のURLを発行する必要なし
・同時に4人まで入室可能
(5人目以降は有料プラン)
たいていのweb面接はほんとにこれ一つでOK!
Skypeのように先方がアカウントを持っている必要がないため、「あ、スカイプのアカウントお持ちでないんですね~…」というやりとりの手間も発生しません。
登録~面接までの手順もあっという間です。
Whereby(旧・Appear.in)の使い方
(1)Wherebyの自分用アカウントを作成
(2)面談用のURLを一つ作成 ※無料の場合、1アカウントにつき1つまで
(3)URLを対象者に送る
web面接URLを対象者へ送る際のメールテンプレートは下記をご参考ください。
コピペで使用いただいてOKです!
(4)面接時間3分前にURLを開き、入室・待機
もう、たったこれだけ!
グループ面接も、4人までであれば可能。
1度発行したURLを何度も使いまわせますので、2回目以降はもうURLを対象者に送るだけ!
簡単にオンライン面接を行うことができます。
ビジネス利用(有料)を検討できそうであれば、Zoom
「これを機にweb会議サービスを利用しようかな」
という企業様でしたら、Zoomがいいかなーと思っています。

無料版も利用可能!
1on1の面接であれば問題なく使用できます。
ただ、3人以上のグループ面接やビデオ会議になると40分という絶妙な時間制限がかかってきます。
有料版であれば、概ね1500円~2000円程度のプロ版を。
時間無制限、最大50人までのweb会議、クラウド録画といった機能を使うことができます。
また、ウェビナー機能(オンライン上でのセミナー開催)もオプション利用可能。
WEB説明会ツールとして導入している企業様もいらっしゃるようです。
ズーム有料版についてはこちらの記事の方が詳しいので、よければ参考にして下さい。

オンライン面接は、慣れてくると意外と顔もしっかり見えて安心です。
注意点と言えば、インターネット環境を万全にすることくらいでしょうか。
ネット接続が悪いと、お話が聞き取りづらかったり画面が止まったりしてしまいますので…
おまけ:オンライン説明会動画を制作したほうがいいかも
ひとまず今回はオンライン面接の駆け込み寺ツールをご紹介しました。
とはいえ、

面接より何より、そもそもエントリーが減っちゃう…
というご担当者様もいらっしゃると存じます。
心中お察しします…(泣)
特に中小企業の場合、学生や求職者さんとのリアルな接点が採用実務の肝。
このタイミングでリアルなコミュニケーションを取ることができないのはとても痛いですよね…
WEB上で可能な限り求職者さんを惹きつけ、動機形成をすることが大事かなと思います。
WEB説明会動画や簡易オウンドメディア(採用サイト)の準備など、これを機に進めてもいいかもしれません。
リクナビなどのナビサイトでも動画掲載プランなどがありますので、このあたりを最大限活用していきたいところです。
実務対応に追われることしきりかとは思いますが、こういうときこそ改めて自社の採用課題と向き合い、可能な打ち手を打っていきたいですね。