こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社のIndeed運用チームの藤野です。
採用難が叫ばれている現代、ハローワークやメディアに求人を載せるだけでは十分な応募は見込めなくなっています。その原因の一つに、求職者の仕事探しの手法が多様化したことがあります。
昔は求人メディアといえば紙媒体でしたが、スマホが普及した現代ではWebが当たり前になっています。
また、以前からある大手メディアに加えて、特定の業界やエリアに特化した求人メディアが誕生しました。
求人メディアが乱立し求職者が分散したことで、各メディアの持つパワーが小さくなっています。
そのため、メディアに広告を出せば効果が出るとは一概には言えなくなってきています。
そんな今求められるのが、それぞれの企業自身が情報を発信し、求職者との接点を持ち、自社のコンテンツで求職者を惹きつけるマーケティング戦略です。
マーケティング戦略は自社サイトや自社のコンテンツを整備するだけでは完結しません。
求人メディア・自社サイト・SNSなどそれぞれのコンテンツが持つ強みをかけ合わせることが必須です。
そこで今回はそんな各メディア・コンテンツの特性と、それぞれの活用法を解説していきます!
これからの採用活動に必須の考え方。トリプルメディアとは?
「トリプルメディア」とは、メディアを3種類に分類・整理されたフレームワークを指し、主にマーケティング活動においてメディア戦略を考える際に使用されます。
3種類のメディアには、①ペイドメディア(paid media)、②オウンドメディア(owned media)、③アーンドメディア(earned media)があります。
ペイドメディア(paid media)とは?
ペイドメディアとは、広告費を支払って掲載するメディアのことです。求人においては、Indeedや求人媒体がこれにあたります。
各種ペイドメディアの料金システムによる比較はこちら!

メリット
メディアを利用することで、それぞれのメディアが抱えるユーザーに対してアプローチできます。
そのため、一気に多くの人にアプローチすることが可能です。
デメリット
メディアでは費用と効果はほぼ比例する関係にあります。
つまり、大きな効果を得るためには、相応のコストがかかることになります。
また、多くの場合ペイドメディアには決まったフォーマットや文字数制限などがあります。そのため、規定やルールの中で、限られた情報しか訴求できません。
オウンドメディアとは?
オウンドメディアとは、自社が所有しているメディアのことです。採用活動においては、採用HPやブログがこれにあたります。

メリット
オウンドメディアのメリットは、なんといっても自由度の高さです。好きなタイミングで、好きな情報を、好きなデザインで発信できます。
デメリット
自社の力のみで集客を行うオウンドメディアでは、アプローチできる求職者数が少ないケースが多く見られます。初めのうちは、Indeedなどを活用して流入経路を作っておくと良いでしょう。
Indeedを活用したオウンドメディアリクルーティングの方法はこちら!

アーンドメディアとは?
アーンドメディアとは、消費者(求職者)が起点となるメディアのことです。FacebookやInstagramなどSNSがこれにあたります。
メリット
発信元が求職者になるため、求職者からの信頼度が高いことが特徴です。また、一つの投稿が拡散される(バズる)ことで、一気に知名度が上がる可能性も秘められています。
デメリット
炎上の危険性があることが最大のデメリットです。企業側からは情報拡散のコントロールが出来ないため、マイナスな情報が拡散されるリスクもあります。
トリプルメディアの活用方法
では、採用において、トリプルメディアをどのように活用していけば良いのでしょうか。各メディアごとに活用方法をまとめました。
ペイドメディアの活用方法
ペイドメディアは、一気に多くの人にアプローチできるところが魅力です。
そのため、採用においては、求職者に認知してもらうことを目的として活用しましょう。
求人媒体ごとにユーザー(求職者)に特徴があります。採用したいターゲットを考慮して最適なメディアを選定し、一気に求職者に認知をしてもらいましょう。
オウンドメディアの活用方法
オウンドメディアでは、内容や形式に制限はありません。ペイドメディアには収まらない、より詳しい情報を提供するようにしましょう。
会社の情報(理念、事業内容、オフィスの雰囲気など)、仕事の情報(1日の仕事の流れなど)などを記載し、求職者に自社への理解度を高めてもらいましょう。
社員ブログで「共感」を得る、役に立つコラムを公開するなど、求職者を引き付けるようなコンテンツの拡充も重要です。
アーンドメディアの活用方法
アーンドメディアを最大限に活用するには、求職者に「拡散」される必要があります。
そのためには、企業側の定期的な情報発信が不可欠です。
自然と情報が拡散される状態を作るために、まずはこちらから情報を発信し、フォロワー(ファン)を増やしましょう!
また、アーンドメディアで拡散される情報に目を向けることで、求職者理解にもつながります。匿名性の高いSNSでは求職者の本音や口コミを見ることができます。定期的にエゴサーチを行うなどして、求職者の声を取り逃さないようにしましょう!
トリプルメディアのかけあわせ
トリプルメディアを連携させることで、求職者へのアプローチをさらに強化できます。
トリプルメディアの連携の主な流れは、①ペイドメディアで「認知」してもらい、②オウンドメディアで「自社・仕事への理解」を深めてもらい、③アーンドメディアで「拡散・ファンを獲得」する、となります。
オウンドメディアが最重要
求職者を惹きつけるには、自由に貴社のことをアピールできるオウンドメディアが最も効果的です。オウンドメディアを主軸として、メディア戦略を構築していきましょう。
オウンドメディアに誘導するために、まずはペイドメディアで認知を獲得しましょう。Indeedと採用HPを連携させる、求人メディアに採用HPのリンクを貼る、Web広告を出稿するなどの方法があります。
さらに、アーンドメディアでオウンドメディアの情報を拡散しましょう。自社ブログなどのコンテンツをSNSで発信することなどが該当します。
「ペイドメディアやアーンドメディアで認知拡大・拡散した着地先として、オウンドメディアで求職者に魅力を感じてもらう」といった形が理想的です。
まとめ
今回はトリプルメディアの活用方法についてまとめてみました。
採用市場において採用マーケティングをうまく実践できている企業様は、まだまだ少ないと思います。
メディアなどの力が弱まってきている今、やるべきなのは自社採用力を強化することです。
今回ご紹介したメディア戦略は、すぐに効果が出るものではありません。継続的なコンテンツ更新や定期メンテナンスなど、地道な作業の積み重ねが必要です。
短期的に効果が見られなくても、じっくり取り組んでいけば徐々に効果が出てくるはずです。明るい未来を想像して、根気強く今から採用マーケティングに取り組んでいきましょう!
リクルーティング・パートナーズ株式会社はインディードの掲載から掲載後のフォローまで、すべてお任せ頂けます。
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