こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社の牟田口です。
代理店としてIndeedを運用するなかで、時々このようなお声をいただきます。

何としてもうちの求人を検索結果の一番上に表示させたい…
そうすれば見てもらえる回数も、応募も増えるはず!

どうしてあの競合企業の求人票はいつもトップに表示されてるの?
予算を上げてもいいから、うちの求人も上位表示させなきゃ!
確かに、検索結果の上位に表示されていると、クリック数や応募数が上がりそうな気がしますよね。
求人票に限らず、企業ページやアフィリエイトブログなどでも、上位表示を目指して多くのWEB担当者が日々試行錯誤しています。
ですが、Indeedに関して言えば、上位表示狙いはおすすめできません。
今回は、Indeedで上位表示を狙う際の危険性についてご説明します。
Indeedは求人サイトではなく、求人検索エンジン。
Indeedでは、確実に毎回検索結果の一番上に表示させることは不可能です。
さらに言えば、仮に一番上に貴社の求人票が表示されても「全く無意味」です。
このことを説明するために、Indeedの仕組みをご紹介します。
確実に一番上に表示させるのは不可能です!
検索エンジンという仕組みは、ユーザーが入力した「キーワード」に関する情報が検索結果として表示されます。
これは求人の検索エンジンであるIndeedでも、総合検索エンジンであるGoogleやYahoo!でも同じです。
GoogleやYahoo!のリスティング広告では、あるキーワードで検索されたときの表示順位をお金で買うことができます。そのため、一位を獲得したい「キーワード」に対する入札金額を吊り上げれば、常に検索結果の一番上に表示される可能性は0ではありません。
しかし、Indeedではキーワードごとの価格設定ができません。
つまり、上位表示を担保するのは不可能なのです。
この点については、以下の記事で詳しく解説しています。

Indeedの検索結果画面は、求職者によって変わる
Indeedでは、以下の3つの要素からAIの判断で表示順位が決められています。
これらのデータから、AIが自動でオススメと判断したものが検索結果に表示されます。
同じキーワードで検索しても、検索結果に表示される求人票は人によって違うのです。
何よりも、上位表示狙いに意味はない!
常に一番上の求人をクリックするとは限らない
例えば、Googleで「今日はランチにお寿司が食べたいな」と思って検索したときに、<ランチやってます!日本料理 牟田口>とトップに表示されてもクリックしませんよね。
たとえ一番上に表示されていても、自分が探している情報にピッタリ一致していなければ、まず閲覧されることはありません。
また、「どんなお寿司が食べたいか」も大事な要素です。回転寿司なのか、個室のある高級店なのか、駅チカのお店なのか…。ユーザーが取捨選択を行うため、「お寿司」としか検索していない段階では、一番上に表示させることにあまり意味は無いのです。
(参考データ)無理な上位表示狙いをした結果…
下の二つのデータは、どちらも同じ求人票の運用結果です。
左は試験的に高いクリック単価で運用して上位表示を狙ったもの、右は標準的なクリック単価で運用したものです。
クリック単価を高くした甲斐あって、表示回数・表示順位ともに左のほうが高い結果となりました。
しかし、クリック率(クリック数÷表示回数×100)は右の方が2倍以上高くなっています。
「一番クリックしてもらえるはずだから」と思って上位表示させたものの、ターゲット外の求職者の検索結果にも表示されてしまい、結果としてあまりクリックされなかったのです…。
最終的に、左の運用では、応募単価が右の2倍近くになってしまいました。
採用単価に至ってはなんと4倍です。
上位表示されたとしても、クリックにつながらなければ、効率の良い採用とはいえません。
Indeedで上位表示させるより大切なことは?
いかにターゲットにクリックさせるか?
先ほどの例でもわかるとおり、たとえ1ページ目に表示されていても、求職者が興味を持たなければ閲覧されることはありません。
Indeedでは、いかに上位に表示させるかよりも、「いかにターゲットにクリックさせるか」の方がはるかに重要です。
そのために大切なのが、以下の2点です。
2.適切なクリック単価
(1)キーワードの精査
Indeedでは、ターゲット外からのクリックは無駄な費用のもととなるので、なるべく避けるべきとされています。
ターゲットのみに求人票を見てもらうために、カギとなるのがキーワードです。
ターゲットとなりうる求職者が検索しそうなキーワードを原稿内に盛り込みましょう。
キーワードの選び方はこちらをご覧ください。

当ブログでは、業種ごとに人気キーワードをランキング形式でまとめています。こちらもぜひご覧ください。

(2)適切なクリック単価
高すぎず安すぎないクリック単価を設定することで、一定の表示順位を担保しつつ、無駄を減らすことができます。
適切なクリック単価はエリアや職種、募集時期によって異なります。
適性クリック単価を知りたいといった企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
競合の表示順位を気にしすぎない
競合企業がいつも上位表示されていると不安になってしまうかもしれません。
しかし、その企業が必ずしも採用がうまくいっているとは限らないですし、そもそも仕事を探しているのは求職者です。
先述した通り、検索結果は人によって異なります。求職者の検索結果画面は、企業側からは見ることができません。
採用担当者様が検索をかける際は、業界を絞ったり、その会社にまつわる言葉を打ち込んだりしているはずです。そのせいで、同業である競合が上位表示されがちになっているのかもしれませんよ。
求職者が検索するときの状況を考慮してキーワードを設定し、ターゲットだけに届く求人票を作ることが何より重要です。
もし、キーワード選定や競合対策についてお悩みがありましたら、ぜひご連絡ください。
リクルーティング・パートナーズ株式会社はインディードの掲載から掲載後のフォローまで、すべてお任せ頂けます。
ご不明な点、採用やIndeed運用に関するお悩み等ございましたら、お気軽にお問い合わせください!
もしくはTELでお気軽に!
0120-932-332
(平日10:00~18:00)
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