こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社の中島です。
「新入社員からの質問に答えてみた」シリーズ第2回目!
今回も新入社員の坂田さんから質問があった「シフト制と変形労働時間制の違いとは?」といった勤務形態に関する質問について、先輩社員とのやり取りをもとにご紹介します!
【質問1】シフト制と交替制は同じ意味?
求人原稿を作っているときに「シフト制」と「交代制」といった言葉が出てきたのですが、シフト制と交替制って同じ意味ですよね…?
【回答】シフト制と交替制は同じ意味で使われていることが多い!
そうですね!基本的に同じ意味で使われていることが多いですね。
シフト制とは、働く時間帯や曜日が固定で決まっていない働き方のことをいいます!
「シフト制」の中にも「自由シフト制」や「完全シフト制」など色々な種類があったり、企業ごとに呼び方やルールが違ったりもするよね〜。
「交替制」ではなく「交代制」って書いてあったり。
そうそう!「交代制」と「交替制」は、漢字が違うけど「シフト制」と同じ意味で使われていることが多いですよね。
ややこしいですね…!
そうですよね(笑)
シフト制の種類について、まとめてみましょうか!
シフト制の種類
自由シフト制 |
週や月ごとに従業員の希望日に応じてシフトが組まれる形式のこと |
固定シフト制 |
勤務時間帯や曜日が固定で決まっている働き方のこと |
完全シフト制 |
早番・遅番・夜勤のような複数のシフトパターンの中から、従業員がどのシフトに入るかを選択する形式のこと |
2交替制 |
1日の勤務時間を「日勤」と「夜勤」など2つに分け、交代で勤務する勤務体系のこと |
3交替制 |
1日の勤務時間を「日勤」「準夜勤」「夜勤」など3つに分け、交代で勤務する勤務体系のこと |
たくさんありますね…参考にします!
【質問2】変形労働時間制とは?
あと、「シフト制」と「変形労働時間制」の違いがよく分からないのですが…。
そもそも「変形労働時間制」って、どういう制度ですか?
変形労働時間制、求人によく出てくるよね~!
ちなみに、労働基準法で原則として決まっている法定労働時間を知ってる?
1日8時間、1週間に40時間ですよね?
そう~!変形労働時間制は、簡単にいうと「法定労働時間にこだわらず労働時間を調整できる制度」のこと。詳しく解説するね~!
【回答】所定労働時間を業務の繁閑にあわせて調整できる制度のこと
変形労働時間制とは、繁忙期と閑散期の業務量に応じて「1か月単位」や「1年単位」で労働時間を調整できる制度のこと~!
繁忙期は労働時間を長く設定し、その代わりに閑散期は労働時間を短く設定することで、繁忙期に発生しがちな残業時間を減らし総労働時間が短縮できるということですね!
なるほど!変形労働時間制ならば、忙しい繁忙期は労働時間が「8時間」を超えてもOKということですね!
そうそう~!その代わり、業務が少ない閑散期は労働時間を「6時間」とか「7時間」みたいに短く設定し、全体の労働時間のバランスを取るってこと~!
その時間の決め方は、どうしているのですか?
ここで出てくるのが法定労働時間!
たとえば「1ヶ月単位の変形労働時間制」の場合、1ヵ月を平均して1週間あたりの労働時間を法定労働時間である「40時間」を超えない範囲内で、業務の繁閑にあわせて設定するのよ~。
変形労働時間制とシフト制の違いとは?
変形労働時間制とシフト制の違い、理解できましたか?
名前だけ見ると似ているように感じますが、実際には違いますよね!
まとめると、こういうことですよね!
シフト制 |
変形労働時間制 |
決められたシフトパターンごとに従業員が交代で勤務する制度 |
繁忙期や閑散期の業務量に合わせて所定勤務時間を調整できる制度 |
そうですね!
他にも色々な働き方があるので、また疑問があったら質問してくださいね!
はい!ありがとうございました!
まとめ
今回は、「シフト制の種類」や「シフト制と変形労働時間制の違い」などを紹介しました!
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