Indeedのタイトル(職種名)にメリットを書いてはダメな理由

こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社の牟田口です。

本日は、Indeed運用で陥りがちな「ある落とし穴」をご紹介します。
その落とし穴とは、求人広告のタイトル(職種名)にメリットを盛り込む」こと。

タイトル(職種名)にメリットが書かれていると、求職者を惹きつける魅力的な求人になるように思いますよね。私もIndeed運用を始めたころは、求人媒体と同じ感覚でタイトル(職種名)の欄にメリットを書けるだけ書き込んでいました。

しかし、実はこの行為はIndeed公式では推奨されておりません
(参照:https://indeed.force.com/employerSupport1/s/article/115005915763?language=ja
「クリック誘発目的のキーワードや無関係な詳細を職種名に含めないでください」との記載があります)

どうして、タイトル(職種名)欄にメリットを書いてはいけないのでしょうか…?

その理由と、メリットを記載したい場合の対策を、順を追って見ていきましょう!

↓職種名の書き方のコツはコチラをご覧ください。

Indeedの職種名ってどんな風に書けばいいの?コツを伝授します!
こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社Indeed運営チームの山崎です。今回は、Indeedに掲載する際の職種名の書き方について、事例とともにご紹介いたします!↓そもそもIndeedの求人情報(求人原稿)を作る方法が全くわからな

Indeedと求人媒体の違い

求人媒体における求人タイトル

タウンワークやバイトルなどの求人媒体では、通常、広告の掲載枠を買うことで求人広告を掲載できます。
掲載場所や掲載順位は「枠」の価格や大きさ等によって決まり、職種名(タイトル)によって変わることはありません。このような枠購入型の媒体の場合は、職種名は企業側が自由に決められるのです。

そのため、魅力的なタイトルで求職者を惹きつけたり、特定のターゲットに向けた文言を記載したりすることのメリットは大きいといえます。

Indeedにおける求人タイトル

一方、Indeedにおいて職種名に仕事内容と関連のない言葉を入れると、掲載順位や表示回数に悪影響を及ぼす可能性があります。

Indeed公式は、「クリック誘発目的のキーワードや無関係な詳細を職種名に含めないでください」という旨を明確に示しています。
このガイドラインを元に原稿の表示優位性を決定しているので、仕事内容と関連のない言葉(待遇や条件、資格や時間に関するキーワード)が含まれていると、Indeed上で表示される機会が減ってしまうのです。

ズバリ!タイトルにメリットを入れた場合と入れない場合の効果比較

こちらは、同一企業・同一予算・同一職種で職種名(タイトル)のみを変えた際の運用データです。
左側はタウンワークなどでおなじみのメリットたくさんの職種名。
右側の職種名が、Indeedの推奨する「仕事内容と関係のない言葉が入っていない」もの
です。

職種名のみ変えたときの比較

右側の方が明らかに表示回数が多いですし、何よりクリック単価が安価であることが分かります。
クリック課金であるIndeedでは、低クリック単価でより多くの露出とクリックを稼ぐことで費用対効果を上げられます。タイトルを簡潔にすることで、表示回数がぐんと増え、結果的にコストパフォーマンスの向上につながりました。

※タイトルでターゲットを絞っている分、応募率は左側の方が高くなっていますが、実際の応募数は右側の方が多くなっています。採用を目的とするのであれば、実際の応募数を優先させるほうが効果的です。

要するに、表示回数を増やすにはシンプルな職種名にする必要があるのです

これには私も疑問に感じたのですが、表示回数が減ってしまうという事実が分かってからは、Indeedで効果最大化を図るには職種名のシンプル化は必須だと考えるようになりました。

シンプルな職種名にすることのリスクとは?

お客様に簡潔な職種名にすることをおすすめすると、このようなご質問が返ってくることがあります。

採用担当者様
採用担当者様

タイトルをシンプルにしたら、ターゲットじゃない求職者からのクリック(無駄クリック)が増えるんじゃないの?

確かに、タイトルでターゲットを絞れない分、無駄クリックが増えてしまう可能性は否定できません
上の実証データでも、右側のシンプルな職種名の求人の方が応募率が低くなっており、無駄クリックが増えたことがわかります。

しかし、無駄クリックの増加は心配するほど大きいものではありません。むしろ、クリック単価を低く設定できることによるメリットの方が大きいといえるでしょう。
先述したデータでも、結果的に多くの応募者を獲得できたため、採用単価は低くなっています。

Indeedのアルゴリズム(仕組み)には「求職者の行動履歴に基づく表示優位性」というものがあり、使っていくうちに各求職者に合わせた求人が表示されるようになっています。つまり、必ずしもタイトルでターゲットを絞る必要はないのです。
もしターゲットを絞りたいのであれば、職種名よりも原稿内にターゲットに向けたキーワードを盛り込むことがより重要です。

↓原稿内へのキーワードの盛り込み方はコチラをご覧ください!

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郷に入っては郷に従え。Indeedに求人を掲載するには、やはりIndeedのルールに則るのが一番です

↓その他のIndeedの独自ルールはこちら!効果をUPするためにも、ルールの徹底をおすすめします。

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