こんにちは!リクルーティング・パートナーズ株式会社の花岡です。
前回、Indeed・求人ボックス・スタンバイの3つのサイトについてそれぞれの特徴を解説いたしました。
Indeed、求人ボックス、スタンバイの違いを解説します!【Part1】
今回のPART2では「Indeed」「求人ボックス」「スタンバイ」の3サイトの、実際に弊社で運用してみての効果事例と運用のコツについて解説していきたいと思います!
【おさらい】それぞれのサイトの特徴
まずは、それぞれのサイトの特徴をおさらいしていきましょう。
Indeedの特徴
・ユーザー数が圧倒的に多い
・多数の求職者へリーチが可能だが、競合案件(他社求人)も多い
・原稿審査が厳しく、掲載基準を満たさない求人はそもそも掲載できない
求人ボックスの特徴
・女性ユーザーが多く、年齢層も若め
・キーワードや時間帯別で細かい運用単価の設定もできるが、人気案件や好条件の案件を紹介するコンテンツが多く、人気職種に応募が偏りやすい印象
スタンバイの特徴
・Yahoo!ユーザーへの露出に強い
・Indeedとは違う別の層にリーチが可能だが、少数の有料掲載では効果が出しづらい

それでは3つの媒体の特徴を踏まえた上で、実際に弊社での取り扱い事例を紹介していきます!
事例比較
■Indeed事例データ
■求人ボックス事例データ
■スタンバイ事例データ
上記のデータは全て掲載期間1ヶ月間の数値です。
3つのサイトを全て同じ予算で掲載しているわけではないため、予算を多くかけているIndeedでの応募獲得が多いのは当然ですが、費用対効果(応募単価)でみても、総合してIndeedがもっとも良い結果となりました。
比較を通して分かること
3つのサイトでの運用効果を比較すると、Indeedでの応募効果が最も高いことが分かりました。

求人ボックス・スタンバイでももちろん応募を獲得できますが、Indeedでの運用をメインにしながら、その他の求職者層を取り込みたい場合などに併用するのが良いと言えます。
上級者向け!各サイトの運用のコツ
最後に、3つのサイトの運用のポイントを解説します。
Indeed運用のコツ
Indeed運用のポイントについてはこちらのブログの中でたくさんの記事を投稿していますが、完全保存版のこちらの運用攻略ガイドを見ていただければ網羅できますので、ぜひお読みください!
【運用ノウハウ大公開】Indeed運用攻略ガイド2020(完全保存版)
求人ボックス運用のコツ
求人ボックスの運用指標は下記のように言われています。
応募率:0.6%~0.8%
平均クリック単価:100円~150円
まずはこれらの数値を基準としながら、運用数字のどこを改善していけばいいか検討しましょう。
求人ボックスの効果改善ポイント
(1)タイトル改善
Indeedでは職種タイトルに職種名に関係のない文言を入れないように推奨していますが、求人ボックスの場合は異なります。求職者にとってメリットとなる情報を職種タイトルに記載することでクリック率の改善に繋がります。
(2)運用オプション設定
求人内容と親和性の低いキーワードの除外設定や、応募獲得しやすい注力キーワードの配信設定を行うことで費用対効果を高めることができます。
スタンバイ運用のコツ
スタンバイでは効果を上げるために下記のポイントが推奨されています。
・CPC(クリック単価)をエリア別/職種別で設定
・タイトルをリッチにすること
スタンバイの効果改善ポイント
(1)運用する求人数を増やす
スタンバイサイトでの検索アルゴリズムの中には、求人数が多いほど、検索されるワードと求人内のワードがマッチする確率が上がるという仕組みがあります。
そのため、求人数を多くすることで検索結果に出現しやすくなり、表示回数が増加して費用対効果が上昇します。
(2)CPC(クリック単価)をエリア別/職種別で設定
設定するクリック単価によって掲載表示順位が変わってきますが、スタンバイではその表示順位を「エリア別」「職種別」に決定しています。そのため、「エリア別×職種別」で案件のグルーピングを行い適正単価を定めていくことで費用対効果が上昇します。
(3)タイトルをリッチにする
スタンバイも求人ボックス同様、職種タイトルにメリット情報などを記載することを推奨しています。
例)【職種/勤務地/その他情報(雇用・福利厚生など…)】
※モバイル端末での表示では37文字以降は「・・・」と省略されてしまうため、文字数は37文字までを推奨しています。
職種タイトルの情報を増やすことでキーワードとのマッチ率を上昇させたり、クリック率上昇の効果が期待できます。

それぞれのサイトで運用のコツが異なるため、全てのサイトを最大のパフォーマンスで運用するのはなかなか難しいことではありますが、まずはできるところから改善を検討してみましょう!
まとめ
今回はIndeedと求人ボックス、スタンバイについてそれぞれの効果事例と運用のコツについてご説明しました。
これらの求人サイトは全て、無料掲載と有料掲載のどちらも可能なサイトです。

「まずは無料で様子を見てみたい‥」とお考えの企業様向けに、最後に弊社が無料で提供しているATSをご紹介させていただきます!
弊社が提供しているOwnedMakerというATSは、Indeed、求人ボックス、スタンバイといった求人サイトと連携しているため、OwnedMakerで求人原稿を作成するだけでこれらのサイトに無料で求人掲載をすることができます。
OwnedMakerの応募者の管理画面では、応募者の流入経路が確認できるので、どのサイトから応募が入ったのかの確認もできます。まずは無料で始めたい、という方におすすめです!
*Owned Makerに関する詳細はこちらから
リクパーには、企業様それぞれの採用課題に効果的にアプローチしていく運用のスペシャリストが多数在籍しています。それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。